働き方の転機と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?
思い出すと私は下記のような転換ポイントがありました。
私が経験した働き方の転換
・転職
・副業デビュー
・ワーママデビュー
・時短勤務
・脱サラ
・フリーランスデビュー
ざっと思い出すだけでこのような「働き方の転換」ポイントがあります。
転職以外の事項は全て31歳で子どもを妊娠した時からはじまったもの。
そう考えると30代ってなかなか激動の期間でした。
そして、その中でも今の私を作るきっかけになったのが脱サラとフリーランスデビュー。
これ、正直数年前まで全く予定も想像もしていませんでした。
ですが、きっかけってふとしたことから訪れるものですね。
そう、タイトルにありますが、私が脱サラしたりフリーランスデビューをしたきっかけは、数人のワーママとの会話だったのです。
ワーママの気持ちはワーママにしかわからない。
これ、言い切ってもいいと思います。
経験した人しかわからないポイントって必ずあるものです。
本記事はこんな方におすすめです。
・今の会社に不満を感じているワーママ
・脱サラやフリーランスに興味があるワーママ
・今の仕事以外にやりたいことがあるワーママ
実体験をもとにご紹介します。
毎月、会社員の時のお給料の倍以上の収入をネットショップから得ています。
しかも、1日の作業時間は4時間程度。
家事や育児の合間に行えるネットショップの運営はママにとってぴったりなお仕事です。
そんなネットショップの運営に少しでも興味がわいた方の背中をそっと押す存在になれたら、と思い経験談を元にブログを書いています。
のの詳しいプロフィールはこちらから。
ワーキングマザーとして毎日のサバイバルを奮闘してきたけど、ふとこんな悩みが。「会社辞めようかな…」この思いはサバイバル奮闘中にはやってこないのです。やってくるのは、ワーキングマザーとして慣れてきてふっと落ち着いた頃・・・。 […]
転機となったワーママとの会話1:パラレルワークという働き方を知る
二人目の育休があけ、会社に復職したその月、たまたま同じ保育園に通っているママ友と話す機会がありました。
そのママ友は2年前に勤めていた会社を辞めてフリーランスでライター業をしている人でした。
そのママになんとなく
「会社が遠くて通勤時間がもったいないって感じる」
という内容のことをぽろっと話したのです。
そうしたら、
「ののちゃんも会社辞めてフリーランスになればいいんじゃない?」
と、想定外の返答が。
いやいやいや!
私がフリーランスなんて!
それに、仕事をくれるツテもないから稼げないよ〜。
そうしたらそのママは知り合いの話を聞かせてくれたのでした。
その知り合いの方は地方に移住しそこで複数の仕事をしながら生計を立ててる方でした。
脱サラして地方移住したものの、仕事のツテはなし。
そこでなんかいい仕事はないかと役所に足を運んだそうです。
そこで、役所から「あの人はこういうことで困ってるみたい」
という情報を仕入れ(田舎ってオープンですよね笑)ました。
さらに、その役所のパンフレットが読みづらいことを発見しました。
そこでその方は役所のパンフレット刷新のお仕事や地元住民の困りごとを解決する仕事を始めたそうです。
そこからは口コミで仕事が入ってくるようになりました。
一つ一つはそこまで大きな売上ではないけれど、複数の仕事をすることで前の仕事の収入と同じくらいの収入を得られるように。
これ、私が「パラレルワーク」という働き方を知ったきっかけでした。
ママ友は言いました。
「一つの仕事で10稼ごうとするから難しい、と思うんだよね。
いくつかの仕事をちょこちょこやって収入が10になればいい、と考えるとハードル下がるよ」
これ、衝撃的な出来事でした。
(えー!そんな働き方があるんだー!)
その発見と驚きは今でも覚えています。
パラレルワークという言葉ってまだあまり親しみのない言葉ですよね。 そもそも初めて聞いた!という人もいるでしょう。ですが、働き方改革が進む昨今、このパラレルワークに取り組む人が着実に増えてきてるのです。そ[…]
転機となったワーママとの会話2:物販という在宅ワークを知る
これまた保育園が一緒だった別のママ友との会話からネットでものを売る、いわゆる物販の仕事を始めるきっかけをもらいました。
保育園のママ友同士の会話で
「◯◯ちゃんのママ、家でネットショップみたいなことやってるらしいよ」
そんな話を耳にしました。
その頃、メルカリにハマってた私はネットを使って物が売れる楽しさに目覚めた時だったのでその言葉に興味津々でした。
早速そのママに連絡し、どんな仕事をしているのか聞いてみることにしました。
後日、カフェで◯◯ちゃんママと待ち合わせヒアリングスタート。
聞くところによると、海外の子供服を仕入れてBUYMAというサイトで売っている、とのことでした。
(BUYMAとは海外の商品をバイヤーから直接買えるプラットフォームです)
聞く話が全て新鮮!
楽しそうですぐに私もやりたくなってしまいました。
そして
「いいな〜。私も家で仕事したいんだよね〜」
とぽろっと言ったところ、
「やればいいよ!これ、誰でもできるしやってみたら?」
と何ともポジティブでカジュアルな返答が。
(えー!私にもできるの?やってみようかな!)
興味があるとすぐ飛びつくミーハー女の本領発揮です。
この日にBUYMAに登録。
早速物販の仕事に着手したのでした。
育休中にBUYMAの仕事をスタートした時の話はこちらの記事をご覧ください。
ネットで物を売る、という仕事って大掛かりな仕事かと思い込んでいましたが、やり方さえ間違わなければ一人で小さく始められるのです。
転機となったワーママとの会話3:私の人生、私のやりたいようにやっていい
会社員だった頃、同僚のワーママとの会話の大半は会社に対するグチでした。
グチを言い合うのは生産性がないけれど、ここでストレスを吐き出しておかないと体に悪いのでは、と思うくらいのストレスをみんなが抱えていました。
その中の一人にある日一枚の紙をもらったのです。
そこに書いてあったのは「THIS IS YOUR LIFE.」
エコデザインベンチャー企業であるHolstee社のマニフェストの文章でした。
その内容はすごーーーく簡単に言うと
「あなたの人生はあなたのものだ。人生は短い。自分の夢を生きよう」
というもの。
英語で書かれてあるその文章の横に和訳までつけてくれていたのです。
「え?なんで(くれるの)?」
と聞いたところ、
「ののちゃんに読んで欲しいと思ったから」
とのこと。
ふ・・・深い・・・。
とにかく、会社の席でその紙を読み込む。
一つ一つの言葉を噛み締めながら読みました。
この時、
(あ、私この会社にもういちゃいけないな)
そう確信したのでした。
その気づきを与えてくれた元同僚ワーママとは今でも同志のような存在です。
ちなみにその元同僚はこの数年後、兼ねてから夢だった日本を代表する大企業へと転職を果たしました。
ママになったからって、自分は自分。
自分の夢を生きることの大切さを教えてもらった出来事でした。
ワーママ同士の会話は共感の嵐!まずは何でも相談してみよう。
ワーママの悩みってワーママしかわからない。
これを言うと反感を買うこともあるかもしれませんが、実際に私の経験上確信していることです。
なぜなら、ワーママしかわからない悩みって本当に数多く存在するからです。
なので(こんなこと話したら恥ずかしいかな)と思うような悩みでもなんでもまずは相談してみましょう。
そこに対して、ワーママ同士ならきっと共感してくれるはず。
女性はもともと共感されることに快感を覚える生物です。
快感を得る、ということは気づかないうちにポジティブになれる、ということ。
そうなった時にぜひ自分の未来を今一度考えてみることをおすすめします。
きっと今の状況よりもいい状況にいくヒントが見つかることでしょう。