私は34歳の時に切迫早産になりました。
待望の2人目の妊娠。
1人目の時はマタニティトラブルなく過ごせていたので、2人目の時も何も心配していませんでした。
ですが、それは突然来たのです。
「子宮頸管短く、切迫早産です。今日から自宅安静してください」
今回は会社員時代のマタニティ期間の話。
そう、私は妊娠25週の時に通っていた産婦人科より切迫早産、と診断されたのです。
そこからの生活はこれまでから急変!
寝たきり生活のスタートでした。
25週から自宅安静。
26週から入院。
27週からNICUがある病院へ救急搬送。
そんな怒涛の切迫早産デビューです。
切迫早産になったワタシ。
思い返せば色々と原因があるような、、、
(あー、あの時無理しなければ)
と悔やまれることもいくつかあったり。
そもそも、子宮頸管が人より短かった、という背景はありますが、それまでの検診では「問題ありません」とのことでした。
しかし、やはり、会社員としてのマタニティライフは注意しなくてはいけませんね。
何が原因かなんてわかりませんが、妊婦ワーカーが切迫早産にならないためにも気をつけたほうがいいポイントをご紹介しようと思います。
今、妊娠中の方。
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そもそも「切迫早産」って?
言葉の通りですが、「早産」が「切迫」した状況にある、という状態を切迫早産と言います。
「早産してしまうかもしれませんよ〜」
という状態、ということですね。
一般的に早産は妊娠22週〜36週に赤ちゃんが産まれた時のお産をさすので、切迫早産の期間も同様になります。
私の場合は妊娠25週の検診の時に初めて切迫早産の診断を受けたので、比較的初期の段階から早産の可能性があった、ということになります。
とはいえ、妊娠25週って産休にも入っていないですし、お腹もそこまで大きくなっていない時期。
会社員だった私は産休開始前日ギリギリまで仕事をするつもりでいましたし、周りの人もそう思っていました。
仕事以外でも、上の子のお世話、出産の準備品、そして心の準備、全てが全く手をつけていない状態での安静期間突入となったのです。
切迫早産になった後のこと
切迫早産と診断された後のことを時系列でまとめました。
妊娠26週・・・検診後、即入院。
妊娠27週・・・NICUがある周産期病院へ救急搬送
→24時間点滴生活スタート
妊娠28週・・・移動も全て車椅子になる
〜
妊娠32週・・・出産
このような流れでした。
25週から26週の間の自宅安静は自宅だったからまだいいとして、26週以降からの寝たきり生活は本当辛かった・・・
特に転院した27週からは24時間点滴となり、その点滴の量を1時間おきに看護師さんが確認に来るので、夜中も何度も目が覚めるし、そもそもベッドの上で本を読んだりするときもチューブがジャマになったりで、辛かったな〜。
切迫早産になった要因を考える。会社員妊婦さんはこれに注意してくださいね!
私の場合子宮頸管がもともと短かった、ということは置いておいて、
(あー、あの時ここを気をつければよかったな〜)
と後悔したポイントをご紹介します。
会社員をしながらマタニティライフを送る妊婦さんの参考になるはずです。
これを注意したらきっと切迫早産が遠のくはず!です。
注意ポイント1:仕事のしすぎに注意しましょう
34歳で第二子を授かった私。
30代前半ってちょうど仕事が軌道に乗って来る時期じゃないですか。
出世欲もそこそこあった私は、社内のワーママの見本となれるように、と意気込んで仕事を頑張っていました。
なので、妊娠が発覚した後も、来る仕事を拒むどころかどんどん新しい案件も担当するべく手を挙げていました。
なので、妊婦とはいえ、周りの社員よりも仕事量が多い状態。
その上、時短していたので、会社にいる時間はお昼を食べに行く時間もないくらい忙しい日々でした。
また、時短社員とはいえ、仕事が終わらない時はちょくちょく残業もしていました。
でもそんな忙しさが
(私って必要とされてる〜)
という自己陶酔の元となっていたのです。
今考えてみたら、本当にあの頃の私は何もかもを欲しがっていた強欲妊婦だったな、と思います。
行き帰りの電車でも仕事をする日々。
お腹にいた子も
(おーい、ちょいと仕事しすぎなんじゃなーい?)
と思っていたことでしょう。。。
あの頃、もっと自分のこと、赤ちゃんのことを優先して行動してたらな、と思います。(たらればですが)
注意ポイント2:通勤電車に注意しましょう
私は通勤で毎日山手線を利用していました。
朝の山手線、ギュウギュウで今考えたらとても乗れたもんではないです。
妊婦だったので、そんなギュウギュウな電車を回避すべく、ピークの時間よりも少し早く通勤するようにしていました。
とはいえ、そこは山手線。
ピーク以外でも混雑&混雑。
そんな電車内なので、マタニティマークをつけていようが、席を譲られることなどあるはずありません。
というか、隙間もないような空間なのでマタニティマークを確認していただけません。
それにプラスして、お腹をムギューと押される経験もしました。
たまたまだったと思うのですが、冷や汗が出たのを覚えています。
通勤電車での無理って日々の積み重ねで意外と母体にダメージを与えていると思うのです。
電車以外でもバス、そして徒歩などでも、通勤時って急いでますので何かと無理してしまうもの。
気をつけてくださいね。
毎日通勤するだけで疲れてたな。お腹をガードすることも神経使うんです。
注意ポイント3:社内ストレスから遠ざかりましょう
注意ポイント1の「仕事のしすぎ」ということにも関係しますが、会社で受けるストレスに注意しましょう。
母体に最も良くないこと=ストレスによる精神ダメージ
これ、絶対です。
私は仕事で受けるストレスの他に、会社内の人間関係でのストレスを抱えていました。
ちなみに、話はそれますが、私は1人目の妊娠中、この会社でマタハラを受けました。
マタハラを受けた話はこちら
2人目の妊娠時には社内の規定も変わり、あからさまなマタハラを受けることはなかったは幸いなことでした。
とはいえ、全くゼロになることはなく・・・
上司や先輩からなんとなく向けられる視線や態度でジワジワとストレスを溜め込んでいました。
その解消法として、皆さんに迷惑をかけることのないようさらに仕事を頑張ってしまう、というリスク高めなループへ突入です。
マタニティライフは平穏な心の状態が最も大切なのにねぇ。
切迫早産になり急遽産休・育休へ突入!会社の反応は?
25週で自宅安静を言い渡された私。
帰宅してすぐ上司にその旨を報告しました。
「すみません、切迫早産になってしまい、本日から1週間自宅安静しなければならなくなったので1週間お休みさせてください」
「そうなんだ。それはお大事に。また連絡してね。」
サラッとそんな会話でした。
そしてその後26週で入院決定。
病院のベッド(個室でした)から再度上司へ連絡。
「悪化してしまい、今日から入院となりました。申し訳ございません。このまま産休に入ってしまうことになるかもしれません。」
「おー!そ・・・そっか・・・。でも今は体が大切だからこっちのことは気にしないでゆっくりしてなね。」
優しい上司の言葉にホッ。
この時の上司は30代の方で、ご自身も2人のパパ。理解のある上司だったことに感謝。
そして、その後、会社の同じチームの人に連絡。
皆さん私の体とお腹の赤ちゃんを心配してくれました。
(なんて、いい会社・・・)
こんな時に会社の良さに気づく妊婦。
たくさんの仕事を抱えたまま急にお休みに入ったのに皆さんの優しいこと。
(これで心置きなく入院生活が送れる)
と覚悟を決めたのでした。
切迫早産は誰にでも起こりうる!会社勤めしてる妊婦さんはさらに気をつけましょう
切迫早産なんて私には無縁でしょ。
根拠のないそのような自信を持ってる妊婦さん、意外と多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。
ですが、その過信がマタニティトラブルを起こす原因になることがありますので、いつでも無理せず体を大切にすることを心がけてください。
中でも、会社勤めしてる妊婦さんはそうでない妊婦さんに対して、トラブルを起こしやすい要因が多く、体が無理をしていることに気づかない場合も多いのです。
切迫早産になったら早産の可能性が高いということ。
早産すると、お子様の健康状態になんらかの影響が出てしまうリスクが高くなること。
それらを認識してマタニティライフを過ごしましょう。