30歳ワーママ妊婦。マタハラを受け昭和な会社と闘ったお話(経験談)〜前編〜

セクハラ、マタハラ、モラハラ、パタハラなどなど。


世の中は様々なハラスメントにあふれていますよね。

ですが、近年は少しずつそういったハラスメントが浮き彫りになり、それを「悪いこと」として認識するようになってきた傾向があるかと思います。

とはいえ、まだまだ、まだまだまだまだなくならないのも事実。

最近では、夫が育休を取得した後、育休明けに突然転勤を命じられ、その通り応じなかったために解雇になったという「カネカ事件」が記憶に新しいかと思います。(パタハラの事例)

かくいう私、このブログの運営者である「のの」も以前勤めていた会社でハラスメントの洗礼を受けましたよ。

今から8年前(書いててびっくり!もう8年も前になるのか!)、初めて妊娠した時にマタハラを受けたお話です。

思い出してきたら興奮してしまい長編になってしまったので前編、後編と分けてご紹介します。

同じような経験をしている方も多いかと思います。

もっとそれよりひどい経験をされている方もいるかと思います。

そして、多くの方が泣き寝入りしている現状があるかと思います。

これを読んで少しでも勇気を持ってもらえればと思います!

まずは、理不尽なことがあったら、声をあげましょう!

それがもし難しかったら、周りの人にこっそり相談してみましょう!

それも難しかったら、匿名でいいのでこのブログのコメント欄に悩みを書いてみてください!

とにかく、泣き寝入りはしないでください!

何も悪いことしてないんだから。ね!

 
 
のの
マタハラ受けた時は憤慨したな〜
 
 
のの夫
あの時すごく怒ってたよね
 
 
のの
怒った怒った!怒りが勢いに変わって気づいたら各所に走ってた!
 
 
のの夫
突っ走り系タイプのママの本領発揮だね。

 

 
脱サラして、未経験からネットショップを開業して在宅で運営しているのの(@nono201904)です。

毎月、会社員の時のお給料の倍以上の収入をネットショップから得ています。

しかも、1日の作業時間は4時間程度。

家事や育児の合間に行えるネットショップの運営は主婦の方にとってとてもぴったりなお仕事です。

そんなネットショップの運営に少しでも興味が湧いた方の背中をそっと押す存在になれたら、と思い経験談を元にブログを書いています。

 

のの詳しいプロフィールはこちらから。

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昇進を言い渡され喜び!からの妊娠発覚!からの昇進取り消し!

勤めていた会社は長年続く歴史ある企業でした。

多くの人が聞けば知ってる、くらいの知名度のメーカーで、私はそのマーケティング部に属してました。

女性が多い部署で、女性同士の競争意識が水面下でひしめきあってました。

「誰々が係長になるらしい」
「誰々が主任になるらしい」

というように、昇進に関する噂話がよく飛び交い、それによるマウンティングが行われてたのです。

こうやって名ばかりの役職が多く存在してるのとか、いかにも昭和的企業っぽいですよね。

今となっては皮肉な思いでそう考えることもできるのですが、8年前の私はそこの会社に染まっていたのでそのことにさえ違和感を覚えませんでした。

そんな中、
私にも昇進の知らせがやってきました。

「ののさん、次の3月に昇進するからね。さらに頑張ってね」

上司に呼び出されそのように伝えられました。

「やったー!」

そりゃ、嬉しいですよね。給料が上がるのはもちろん、仕事を評価された気分で有頂天でした。

それから半月後。

結婚してから半年の私の妊娠が発覚しました。

「ワーーー!!!」

言葉にならない嬉しさでした。

夫と相談し、業務に支障が出てはいけない、ということで会社には早めに報告しました。

報告したのは上司。

「おめでとう!」と祝福されることをイメージしていましたが、

実際は
「本当に?そうなんだ・・・。どうしようかな〜・・・」
という、実に微妙な反応。

なので私も
「すみません・・・」
ということで報告終了。

まあ、会社にいる人からしたらお休みに入られちゃうのは困りますもんね。

祝福してもらおう、なんていうことを勝手にイメージしてた私もいけない。

そんなこんなで3月の辞令交付をむかえたのでした。

(ん?私の名前がない!)

そうです。

辞令交付の表に昇進する予定の私の名前がないのです。

上司や人事に即確認!するも・・・ 落胆。

辞令交付があったその日に(何かの間違いでは?)と思い上司を呼び出し問いただす。


「先日、昇進のお知らせをいただいたのに今日辞令が出ませんでした。どういうことですか?」

「それはほら、その間に妊娠がわかったから。」

「え?妊娠したから昇進が取り消されたってことですか?」

「うん、まぁ、そういうことだね。」


そんなやりとりだったと思います。

私の頭の中は「???」

そしてじわじわわき上がってくる「悲しい」「悔しい」気持ち。

そして、
(え?これって会社に妊娠したこと内緒にしてたら昇進してたってことなの?)
そんな疑問もわいてきました。

夫にも相談しましたが「うーん、どうなんだろうねー。仕方ないのかなー」とのこと。

いかんせん、この頃は「マタハラ」という言葉もまだまだ一般的に普及していなかった時代でした。

なので、
(うーん。そういうものなのかなー。でも、悔しいなー。)
と、モヤモヤした気分。

なんでも白黒はっきりさせたい性格の私は翌日人事部の担当者のアポイントを取りました。


「お忙しいところすみません。」

「はい。どういったご用件ですか?」

「昇進の内辞が出ていたのですが、妊娠したことで取り消されたようなのですが・・・」

「あー、そうですか。うーん。少し待っていてくださいね。」


ここで人事部の担当者退席。その後部長を連れてかえってきました。

「ののさんの場合は妊娠した、とのことなので長期休みに入られることを想定し、昇進は見送らせていただきました。

とのこと。

私は

「はぁ・・・。」

と言うことしかできませんでした。

こうきっぱり言われたら何も言葉が出てこなかったのです。

やはり納得いかない!労働組合に相談するも、意味なし・・・

人事部の部長が出てきてキッパリ言われて圧倒されてしまった私・・・。

でもね、やっぱり納得できない。

でも納得できない自分がおかしいのか?

いや、誰だって納得できないでしょ!

自問自答。

周りでは同僚たちが3月の辞令で続々と昇進していく中、その自問自答は解決することなくモヤモヤだけが残りました。

私の考えがおかしいのかと思い、思い切って仲の良い同僚へ話してみることにしました。

ここまで、夫には相談していましたが、同僚など会社の人には一切相談していませんでした。

だって、言ったらきっと
(ののさん、出世願望強いんだねー。)とか(給料あげたくて仕方ないんだねー)とか思われそうで。

羞恥心やプライドから会社の人には相談できないでいました。

でも仲のいい同僚に打ち明けたところ、

「え!?それって間違ってるよ!そんなことしてたら誰も子ども持てなくなるよ!

と、私以上に憤慨してくれたのです。

思わず涙・・・。は流さなかったけど、それくらい感動したことを覚えてます。

そこでさらに

「それって組合に相談した?何か力になってくれるかもよ?」

とのアイデアをくれました。

(組合!そっか!その手があったのね)

その足で同じビルにある労働組合の窓口へ。

担当者の方がちょうどいてその場で事情を説明しました。

「そうでしたかー。それは問題ですね。一度組合から会社の方へかけあってみます。」
とのこと。

これでこの件は納得いく形で終了するだろう、そう思いました。

そして数日後、組合の方に呼び出されました。

「先日の件だけど、意向は伝えたんだけどもう決まったことだから変えられない、っていうことでした。気持ちはわかりますがこればっかりは決まったことなので。」

・・・

以上。


(はい?何の報告受けてるんだ?)


ののさんの意見聞きました

会社に話しました

ダメって言われました

ダメってことです、と伝えました



こんな伝言ゲーム、小学生でもできるやん!!

労働組合ってなに?

そもそも、ここに相談した私が間違っていたのか?

もうこの話は終了した方がいいのか?

そんな気持ちになったのでした。

とりあえず
「そうですか。色々とありがとうございました。」
と言って組合を後にする・・・

その直後今度はまた人事部から呼び出しが。

きっと組合が私への報告を終わったことを人事部に伝えたのだろう。

行ってみると人事部の担当者が。

「組合から話を伺いました。色々考えるところありつらいかと思いますが、、、すみません!」

今度は急に頭を下げられる始末。

(ダメだこりゃ。)

会社を見限り、(意外と持っていた)愛社精神がガラガラ崩れる瞬間でした。

前編はここまで。後編ではその後厚労相と共に会社と闘った話をご紹介します!

たかが昇進、されど昇進。

解雇になるわけでも、左遷されるわけでも、降格するわけでもなく、昇進を取り消されただけ。

人によってはそれだけのこと、と思うかもしれません。

ですが、会社員のモチベーションってそういうところだったりするのも事実です。

努力の対価が昇進と昇給であることは間違いないことです。

なので妊娠を理由にその対価が奪われることは人権侵害にも値するとも言えるのです。

自分が我慢すればいいだけ。
波風立てたくない。
みんなに迷惑かけるんだし。

そんな思いを持つ必要はないんです。

おかしいことはおかしいと言いたいし、そういう母親でありたい。

そういう思いが私を突き動かしました。

後編では、厚労相に相談することになることや、その後の会社の対応などなどご紹介します。

もちろん全て実話、このブログの運営者「のの」の体験談です。

どうぞあわせて呼んでいただけたら嬉しいです!

 
 
のの
後編もぜひご覧ください!

 

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私は5年前まで
都内の企業に勤める会社員ワーママでした。

毎日満員電車に揺られ
往復4時間かけて通勤する日々。

 

子どもの顔なんて
1日4時間しか見られない

その4時間も

「早くご飯食べて!」
「早くお風呂はいって!」
「ほら、もう歯磨きするよ!」

と、子どもを急かしまくる日々。

 

会社では人間関係に悩みすぎ
精神状態ボロボロ…

 

「このまま定年までこの生活?
いや、無理だ〜。。。」

 

「こうやって毎日バタバタしてるうちに
気づいたら子どもたちは
大きくなってっちゃうのかな」

 

「私、このままいったら
心を壊しちゃうかも。。。」

 

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