日本の会社って会議やミーティングがほんと好きですよね。
私が以前勤めていた会社もそうでした。
前職の消費財メーカーでも、前々職の広告代理店でも、定例会議・定例ミーティングが週に何回か行われていました。
ですが、断言します。
「定例ミーティングほど無駄な時間はない。」
これ、日本の企業のおじさんたちにぜひぜひ伝えたい。
「そんなことない!仕事は人と人が顔を突き合わせてなんぼだ!」
と反論が目に見えますが、それ、本当に?どんな根拠がありますか?
もう一度言います。
「定例ミーティングほど無駄な時間はない。」
なぜならそれは
「ミーティングを行うということが目的になっているから。」
どういうことかわかりますか?
ミーティングとは、人が集まることにより何かを解決したり、新たな指標を決めるためのものですよね。
ですが、多くの会社の定例ミーティングは「集まることに意義あり」状態になっていて、その中身はあってもなくてもいいような状態のものばかりなのです。
私は約14年間の会社員人生を通して、
「定例ミーティングほど無駄な時間はない」と結論づけた理由はこちらです。
・時間に対する意識が低い
・業務に好影響を与えることは何もない
上記について、本記事ではさらに詳しくご紹介します。
今考えるとアホらしいわw
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定例ミーティングの無駄①半永久的にミーティングの予定が入っている→習慣悪
会社では社内で共有のスケジューラーを使ってることが多いでしょう。
私が勤めていた以前の会社も、そのスケジューラーにミーティングを登録するわけですが、定例ミーティングって半永久的に登録されるんですよ。
スケジューラーを10年後に進めてもそのミーティングが登録されてる。
システム上仕方のないことなのですが、画面でこれを確認するたび「このミーティングに自分は数年後も出席してるのか・・・」と、なんとも釈然としない気持ちになりました。
要するに、先にミーティングの予定が入っちゃっている、ということなのです。
自分の時間を数年後まで押さえられてしまっているのです。
これこそ本来は習慣にしたくない悪い習慣。
会社員って多くの行動がルーティン化されてるのでいつのまにか習慣悪の渦に巻き込まれていることが多々ある、定例ミーティングはその典型ですね。
定例ミーティングの無駄②主なテーマがメンバーの進捗報告である→それ必要?
定例ミーティングの開催の意味ってなんなのでしょう。
問題があって、それを解決する、という前進があるのならやる意味もあります。
が、実際はメンバーの各業務の進捗状況の報告会になっていることが大半です。
これ、評価者である上長さえ把握していればいいのでは?といつも思うのです。
そういうことを言うと「横で連携することも大切だ」という声が聞こえてきそうですね。
ですが、会社の縦組織ないで横同士で勝手に連携することこそご法度なことはないという事実。
何をするにも上長の判断を仰がなくてはいけないのです。
それなら、隣のメンバーの仕事がどんな進捗かなんて全く知る必要ありませんよね。
定例ミーティングの無駄③時間通りに始まり、終わらない→時間への意識低すぎ
定例ミーティングって、定期的に行われているからこそ会自体への緊張感が薄くなります。
意識の中で優先順位が低いのです。
なので、その会に参加する時間への意識も低く、なんとなーく遅刻、という状態がよく起こります。
遅刻して参加する人が入るたびにまた一から説明することも出てくるので、時間がいくらあっても足りなくなる。
そして結果、時間通りに終わらず延長戦突入・・・
私は会社員生活約14年間、定例ミーティングが決まった時間より早く終わったことなんて指折り数えるくらいの回数しかなかったです。
毎週約1時間超の時間の無駄・・・
はぁ、もったいない・・・
定例ミーティングの無駄④無理くり議題を作り業務を増やす→本末転倒
メンバーの進捗報告が終わった後、時間が余った時になーんとなく最近の問題点や課題を話し出す。
これもよくあることです。
つまり、時間が余らなければ議題にあがらなかったくらいの重要度が低い事項なのです。
それをテーブルに持ち出して、さも重大な問題かのように議論することがあります。
例えば、外部との付き合い方や会議資料の枚数などについて、そんなことです。
そんなの、話し合うよりも上長が独断で決めてしまっていいのに。
定例ミーティングにより「団結」したいがために、「話し合う」という形式をとりたいだけなんですね。
定例ミーティングの無駄⑤多くの時間を世間話で費やす→これぞ時間の無駄
結局定例ミーティングって世間話がしたいだけなんですよ。
上長がメンバーの様子をフランクに把握したいだけの会なんです。
それを退職を目前にしてやっとわかったのです。(気づくの遅すぎ)
それまでは仕事に真剣だったので、定例ミーティングへの疑問はなんとなく思いつつも盲目的に従っていましたし、そこに対して深く考えたりしませんでした。
ですが、仕事から、会社から完全にさめた退職を決めた後はすべての定例ミーティングが無意味すぎて参加する気になれませんでした。
世間話したいならお昼休みやちょっとした空き時間でしてくれ。
そもそも定例ミーティングという場がないとメンバーの様子を知ることができないリーダーのマネージメント能力って・・・。
定例ミーティングの無駄⑥そして何も決まらない…
そもそも定例ミーティングで何かを決めよう、という気がないのかもしれませんが、毎週数時間拘束されるのに、そこで決定することって本当に、ほぼないのです。
そもそもミーティングってゴールが定まっていないのにとりあえず集まって始めるほど危険なことってないですよね。
なーんとなく集まり、なーんとなく答えを出したような気になる。
そして、一度決まったように見えたことも、個別打ち合わせなどで練り直しになったり、そもそも決定事項が必要な項目を定例ミーティングに持ち出さないことが多いのです。
そう考えると、定例ミーティングって個別打ち合わせよりも社内根回しよりも重要度も低くてさ、やってる意味あるの?状態ですよね。
これ、誰トクなんでしょう。
まとめ
このような定例ミーティングって、ベンチャー企業や外資系の企業のようなスピードや採算性が重視される会社ではそもそも存在しないのでしょうか。
「大手の広告代理店」と「昭和から続くメーカー」という二社の私の経験の中では、ごく当たり前に、生産性のない定例ミーティングが行われていました。
いつも(何か重大な急用が入ってミーティングが早めに終わったりしないかな〜)と思っていました。
なんの意味もない時間泥棒の定例ミーティング。
こういうことがまかり通ってるから日本って下降していくんだよな〜。
基本リモートワーク&チャットで済み、対面が必要な時はスカイプやズームで、というワークスタイルが当たり前になる世の中。
海外では当たり前になってるワークスタイルだけれど、このままだと日本はあと10年後も訪れてないんじゃないかな。
かくいう私は約4年前に脱サラしてフリーランス(個人事業主)になりました。
要するに、定例ミーティングから解放された、ということです。
これね、会社を辞めて一番良かったこと、といっても過言ではありません。
人間って自分が無駄だなーと思う時間を過ごしている時、とてつもないストレスを感じるんですよね。
そんなストレスからの解放!
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