ネットショップをはじめる主婦の方、年々増えてますよね!
わたしも会社員をやめて紆余曲折あった中で未経験からネットショップを開業した1人です。
まだまだ未熟者ではありますが、無理せずにネットショップを運営していくための等身大のアドバイスをしていきたいと思っていますのでぜひ仲良くしてくださいね^^
さて、ネットショップを始めてみよう、開業してみたい、と考える皆さま。
右も左もわからない中で日々調べながら計画や妄想を抱いているのではないでしょうか。
その中でまず始めに行っていただきたいこと、それはズバリ「ターゲットを決めること」です。
(え?売る商品を決めるのではないの?)
と思われる方もいるでしょう。
ですが、商品ありきで考えることはおすすめではありません。
また、
(周りがどう思おうと私はこのテイストが好きなんだ!)
というように、自分の趣味ありきで考えることもおすすめではありません。
はたまた、
(高級品だけのお店を作るんだ!)
というように、商品の価格帯ありきで考えることももちろんおすすめではありません。
では、なんでそんなに「ターゲット」が重要なのか。
簡単にご説明いたします!
毎月、会社員の時のお給料の倍以上の収入をネットショップから得ています。
しかも、1日の作業時間は4時間程度。
家事や育児の合間に行えるネットショップの運営は主婦の方にとってとてもぴったりなお仕事です。
そんなネットショップの運営に少しでも興味が湧いた方の背中をそっと押す存在になれたら、と思い経験談を元にブログを書いています。
のの詳しいプロフィールはこちらから。
なぜターゲットが大切なの?
ターゲット、と聞くと、いかにもマーケティング用語のようで抵抗感を感じる方もいるかもしれませんが、、、
ちょっと待って!
そんなに難しく考えないでください!
ターゲットは訳すと「標的」
マトです。マト!
なので、ここからは少し想像力が必要になるのですが、ご自身(ネットショップ開業に興味をお持ちのあなたです!)はアーチェリーや弓道の選手となった気持ち(になってください!)で、そこから的に向かい矢を放つのです。
その矢のいく先にあなたのターゲットがいるのです。
つまり、ターゲットはそこに向かって商品を売る(矢を放つ)という対象
ということです。
そんなに難しく考えないでくださいね。
その「ターゲット」をまず決める、それがネットショップを立ち上げる際に一番効率よく運営するための方法なのです。
特に経験のない方ならなおさら。
ここではターゲットではないことを優先して考えた場合と比べてご紹介します。
あまり良くない例①商品優先で考えた場合
まず、売りたい商品があってそれを起点としてお店を作っていく、という方法です。
例えば、みたらし団子が好きでみたらし団子専門店としてネットショップを開業することを決めたとします。
ショップの名前も「みたらし団子本舗」としてショップのURLも「mitarashidango.コム」とかにして。(実在しない架空の店舗名、URLです。)
それで商品特性を前面に出して販売開始!
でも、その後、みたらし団子だけではなく、大福や羊羹、はたまたケーキまで商品ラインナップを広げることになりました。
そうなった時に、あれ?
店舗名と商品ラインナップがリンクしなくなる、という事態に。
お客様も混乱します。
そういう展開例は多々あることなので、上記の状況になる場合も考えると商品ありきで考えるのは得策ではないかもしれませんね。
あまり良くない例②自分の趣味嗜好優先で考えた場合
「私は80年代のシンガポール雑貨が大好き!なので80’sシンガポール雑貨専門店のネットショップを開業します!」
こういうように、ちょっとコアなオーナーの趣味や嗜好がストレートに表れているネットショップって多くありますよね。
自分が好きでもないものを売り続けるのはストレスですし、好きなものを集めて売る、というのはもちろん悪いことではありません。
それが個人店(ネットショップにしても実店舗にしても)の醍醐味でもありますもんね。
でもね、主婦のネットショップの場合、なるべくお金をかけずに初めて間も無くお金が稼げた方がいい。
宣伝費にかけるお金は少ないですし、その結果お客さんが集まらなくて売り上げが伸びないとやる気と根気を失ってしまうから。
でもね、苦労してせっかく開業したネットショップ。
すぐやめてしまうのはもったいない!
ネットショップを運営していく中で大切なのは販売しようとする先にお客さんがいるのか、ということ。
自分の趣味や嗜好を優先しすぎたために、そこに本当にお客さんがいるのか、そこを調べたり見逃しているケースがよくあるのです。
これ、嘘のようですが、実際には本当に多いケースなんですよ。
商売は商品を一方的に押し付けることでは成立しません。
常にお客様のことを見続ける、ということが大切なのです。
良くない例③価格帯優先で考えた場合
「注文一件あたりの客単価と利益を重視するから◯円以上の商品しか置かない!」
そんなオーナーの思考により、高級品専門店を開業したとします。
この場合は普通の主婦の方でしたら無在庫(在庫を持たずに販売する。注文があったら商品を買い付ける)販売によるショップ運営になるかと思います。
そうやって高級路線で開店した未経験の主婦が運営しているネットショップ。
オープン直後から順調に商品が売れると思いますか?
間違いなく、注文なんて来ないでしょう。
この場合は、まずお店作りの起点が「オーナーのお金儲けしたい精神」だけでしかない、ということ。
お客さんとしたら見たこともない個人店のネットショップから高額の商品を買うなんてリスクでしかないですよね。
サイトを見てどんなにその商品が欲しくなっても、同じ商品が他のサイトで販売していないか確認してしまうでしょう。
そしてお客様は別のサイトへと逃げていく・・・
ここの問題も「お客様の立場に立って考えられていないこと」これにつきます。
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主婦のネットショップ開業。店作りはターゲット優先の考え方で。
ここまでお読みいただいて重要なことはお分かりいただけましたでしょうか?
それは、「常にお客様の立場に立って考えること」!
・・・
あまりに当たり前の使い古された言葉でがっかりされていませんか?
サービス業界で良く使われる言葉ですよね。「顧客第一主義」とか。
でもね、主婦のネットショップ開業の場合はその基本のキがおざなりになってしまうことが実に多いのです。
まずはお客様、特に買ってくれそうな標的=ターゲットのことを良く知り、そしてそのニーズに応えようとすること。
それが効率よくネットショップを運営するためにネットショップ運営者、特に経験がない主婦に重要なことなのです。
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そこで出てくるのが
そのターゲットってどうやったら見つかるの?
という疑問です。
それはね、見つけるものではないのです。
自分で設定するものなのです!
あれ?これまで「お客様のことを見続ける」とか「お客様のニーズに応える」とか言ってたのに、そのお客様って自分で作るものなの?
そんな疑問が生まれますよね。
その答えは、
「YES!!!!!!」
イチ主婦がネットショップを開業する時にターゲットリサーチの資料なんて作れないですよね。
マーケティング会社ならそのターゲットの数量などを算出することは可能ですが、こちとら一般人のイチ主婦ですよ!
そんな主婦に正確なターゲット設定なんて必要ないのです。
「こういう人がターゲットです!」
それを作るやり方をここでご紹介します!
1まずは、なんとなくぼんやり考える
早速はっきりしないこと言ってすみません。
ですが、最初はここから入ります。
「な〜んとなく、私のお店のお客さんってこんな人かな〜」
2大枠が決まったらその人たちが読んでそうな雑誌を見てみる
その「な〜んとなく」が決まったら、まずは書店に行ってみましょう!
(え!?なんでいきなり書店!?)
と思いますよね。
ですが、騙されたと思って一回足を運んでください。
そこでやることは、その「な〜んとなく」のターゲットが読んでそうな雑誌・本を手にとって眺めてください。
そして、なんなら購入して家でじっくり読んでみてください。
雑誌は趣味嗜好が属性によってわかりやすく分かれた媒体です。
なので雑誌を一冊読み終わる頃にはそのターゲットの考えや好みがすこーしわかってるようになってるはずです。
3詳しいペルソナを決定する
雑誌を読み終えてターゲットのことがわかってきたら、次にもう一歩進んでペルソナを設定しましょう。
ペルソナって聞いたことありますか?
マーケティング用語で「架空の人物」として使用します。
ターゲットをより詳しくしたようなイメージです。
例えば、以下のようなものです。
35歳 2歳の男の子がいるワーキングマザー(メーカー勤務)
夫は42歳で商社勤務
休日はテニスや買い物を楽しむ
洋服はトゥモローランド・ビームスで購入
読んでる雑誌はVERY
というように、ある一人の人をイメージして設定するのです。
このペルソナを設定するメリットは、何か物事を決める際に決定がスムーズになること。
例えば、AとBの商品、どちらか一方だけを仕入れてお店に出したい、と言った時にオーナーの趣味ではなく、そのペルソナの人物の気持ちになって選ぶのです。
そうすることでお店の統一感が出てその結果お店のファンが増えます。
ファンが増えると売上が安定しショップ経営が順調に行えるのです。
まとめ
お店を運営する上でターゲットがとても重要だということをお分かりいただけましたか?
ターゲットを最初に設定すると、その後の作業が格段に楽になるとともに売上も伸びやすいのです。
もちろん、ネットショップ経営のやり方は十人十色なので一概に何が正解、とは言えませんが、それでもターゲット設定についてはして損はないことです。
経験がなく、資金や時間も限られている主婦のネットショップ開業にはぜひ、「まずはターゲット設定を!」
そして、ターゲットが決まったら商品選びです。
売れる商品の選び方はこちらから!
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