ネットショップを個人で開業する主婦やワーママの方、年々増えていますね。
自分のお店が家事や本業の傍で持てるということはとても幸せなものです。
本記事ではこれからネットショップを始めたい、という方に「売る商品の選定方法」を簡単に解説します。
ネットショップをはじめる時に何よりもまずターゲットを決めることが大切、ということはおわかりいただけましたか？
ネットショップ開始するにはターゲットをまず決めましょう！という記事はこちら
まず買ってくれる人、買ってほしい人はどういう人たちかを自分の中で明確にできましたね？
さて、次は商品です。
ネットショップで売る「もの」です。
ネットショップはインターネットを使ってものを売るお店です。
なので、その商品決めって超重要！なことですよね。
でも実際にお店を構えようとした時、
（はて？何を売ればいいの？）
そんな疑問がでてきますよね。
だってこちらはネットショップどころか、商売自体はじめての未経験者。
右も左もわからないのですから当然の疑問ですよね。
特に主婦の方なら、商品の仕入れに使える費用も限られてることでしょうし、保管する場所も限られてるでしょう。
そして、主婦の方に重要なのは
なるべく早めに（短期的に）お小遣い程度の金額を稼げること。
これではないでしょうか？
売上が上がるまでにあまりに時間がかかってしまうと、家事や子育てに忙しい主婦の方はすぐに諦めてしまいがち。
とはいえ、そんなに大事業にする予定はないから多額の売上がなくてもいい。
主婦の方でネットショップをはじめたいと考える方の多くはそのようなスタンスなのではないでしょうか？
ここではそんなネットショップ初心者の主婦の方におすすめの売る商品をご紹介します！
毎月、会社員の時のお給料の倍以上の収入をネットショップから得ています。
しかも、1日の作業時間は4時間程度。
家事や育児の合間に行えるネットショップの運営は主婦の方にとってとてもぴったりなお仕事です。
そんなネットショップの運営に少しでも興味が湧いた方の背中をそっと押す存在になれたら、と思い経験談を元にブログを書いています。
のの詳しいプロフィールはこちらから。
個人でネットショップを始める主婦の方、ワーママの方、すごく増えましたよね。これからネットショップを始めてみたい、と考える方が最初に直面する壁は「商品ってどこから仕入れたらいいの？」そんな疑問なのではないでしょうか。経験がない方のために、[…]
最短で売上を上げたいなら「好きなもの」と「売る商品」必ずしも一致しないのです！
ネットショップを開こう、と思ったら
「じゃあ〜、昔から好きだった雑貨を集めて売ろうかな〜」
というように、自分が好きなものを売ろう、と考えがちです。
その考え、ちょっと待った！です。
「え？なんで？？」
と思うでしょう。
「好きでもないものを売るなんて無理！」
とも思うでしょう。
ですが、ここで重要なことは、ネットショップは自己表現の場ではない、ということです。
自分が好きなものを並べて
「私、こういうものが好きなこういう人なんです〜」
と示したところで、誰が興味を持つでしょう、という話なのです。
もちろん、芸能人だったらいいんですよ。
芸能人のように、売っている人自体に価値がある場合は、はっきり言って何を売っても売れるのです。
ですが、こちらは知名度なんていう言葉から縁遠い一般人です。
それもイチ主婦。
影響力なんて皆無に等しい存在が、
「私はこれが好き。皆さん買ってね！」
なんて言っても誰も足を止めてくれないのです。
ここで重要なのが、そのネットショップのお客さんは誰なのかということです。
はい、要するに、ターゲットなのです。
ネットショップを開業する時に「まず決めるべきは、ターゲット！」その理由は？？記事はこちら
あなたが売りたい商品は必ずしもターゲットであるお客様が欲しい商品ではありません。
お客様が欲しくない商品は、結果として売れません。
売れなかったらお店は継続できません。
そして泣く泣く閉店への道へ。
そんな悲しい未来を招かないためにも、売る商品はターゲット起点で考えましょう！
これが「好きなもの」と「売る商品」は一致しない、という理由なのです。
でも、
「なーんだ。自分の好きなものは売れないんだ〜…」
と、がっかりしないでくださいね。
それはショップが育ってきた後の次の段階で行えばいいのです。
主婦のネットショップ運営は、まずは短期的に少額でいいので売上を上げること。
これがポイントです。
その段階をクリアすれば次からはもっと自由に商品選びができるので、まずはその１段階を頑張りましょう！
あなたが「好きな商品」と「売れる商品」は違うのです！！
ターゲット（お客様）が何を欲しがっているか、それを知る方法
ここまでで、ターゲット起点で商品選びをする、ということの重要性は少しわかっていただけたでしょうか。
ターゲットが欲しいものを用意してあげることで、自然とお客さんが集まり、自然と商品は売れていきます。
それはわかった。
ですが、次の問題は、ターゲットが何が欲しいかわからない、ということです。
これに関しては、次の３ステップで高い確率で簡単に解決できます。
どんな方法か気になりませんか？
ではご紹介します！
ステップ１「ターゲットの生活や気持ちを妄想しましょう」
まずステップ１。
そのやり方は、「自分がターゲットになったという想定で生活を妄想すること」
え？どういうこと？
と思いますよね。
ですが、これが一番ゴールに近い手っ取り早いやり方です。
わかりづらいので例え話でお伝えします。
例えば、ターゲット（ペルソナ）が以下だったとします。
2歳の子どもをワンオペで育てる専業主婦31歳。
子供がイヤイヤ期で毎日育児に四苦八苦。
ストレス解消は買い物。
服はビームスで買い物したいけれど実際はユニクロで買い物することが多い。
節約意識は高め。
趣味はパン作り。
ここまで想定できたら
さあ、その人になりきり妄想スタートです。
「イヤイヤ期の子どもの相手は大変だけど、一緒にお出かけするのは楽しいな。
自分のおしゃれはもちろん好きだけど、
最近は自分の服を買うよりも子どもの服を買う方が楽しい。
人と一緒のものはイヤだけど、お金もそこまでかけられないし。
でも食費を少し浮かせた分、久々に新しい子どもの洋服買いたいな。
そうだ！
人とカブらないでプチプラでおしゃれな子ども服が欲しい！」
妄想でここまで考えてみます。
※ちなみに、このターゲットが思ってること、感じてることはマーケティング用語では「インサイト」と言います。
ターゲットの心理の先に欲しい商品のヒントが見えてきました。
ここからは次の作業です。
ステップ２「メディアを通じてターゲットが欲しい商品群の目星をつけましょう」
ターゲットとその気持ち、そして欲しい商品までがなんとなく見えてきました。
次の段階ではその欲しい商品を具体化しネットショップで扱う商品カテゴリーを決定します。
そのやり方はいたってシンプル。
ターゲットが目にするメディアを通じてリサーチする、ということです。
メディア、と一言で言っても色々ですよね。
テレビ・SNS・雑誌・キュレーションメディア・ブログなどなど。
それを全て網羅するのは大変！
ここで私がおすすめするのは
SNSそして雑誌。
この２メディアです。
SNSを通してターゲットのニーズを知る
SNSはリアルタイムで世の中の流れをつかむことができます。
また、SNSで活躍するインフルエンサーの影響力はテレビなどの巨大メディア以上とも言えます。
その反面、SNSでどのページ、どの人をチェックすればいいか悩みますよね。
ここでは先ほど妄想で設定した商品に絡んだハッシュタグ検索で世の中のトレンドを掴みましょう。
例えば
「#プチプラ子ども服」とか「#カブらない子ども服」とか、そういったワードでOKです。
そしてその中で上位の投稿やインフルエンサーの投稿を見ることでニーズや流行を確認するのです。
雑誌を通してターゲットのニーズを知る
SNSに比べて雑誌は広範囲のニーズやトレンドを網羅して掲載しています。
とはいえ、雑誌は各購買層に合わせてターゲティング（誰が読むことを想定しているか）されたメディアです。
特に女性誌は例えばママ、という枠だけに限っても、
「働くワーママ」であったり、「おしゃれに敏感なママ」「暮らしを楽しみたいママ」「知育などの教育に興味があるママ」
などなど、
かなり細分化されて設定がされています。
なので中を覗くだけでその購買層の趣味嗜好がわかるようになっている、そんなメディアなのです。
そこで、自分で定めたターゲットが読んでそうな雑誌を手に取り、先ほど妄想で設定した商品に関連するような記事を探してみましょう。
きっとヒントになることが載っているはずです。
ステップ３「商品を決定しましょう」
ステップ１、２を通して、大体の目星はついたはずです。
その情報を集め、整理することでネットショップで扱う商品が見えてきます。
実際に私もこのターゲットとステップで商品を考えてみました。
その結果、導き出した売れる商品（＝扱う商品）は
韓国子ども服
でした！
プチプラでおしゃれ、かつ30代前半のおしゃれなママに人気が高い商品カテゴリーです。
ここまで導き出せたら次は具体的な商品仕入れへと進みます。
仕入れはどうやって？確認しておくことってどんなこと？仕入れに関する記事はこちら
まとめ
どんな商品を扱うかはネットショップの根幹の部分です。
超重要ポイントです。
ですが、あまり難しく考えすぎなくてもいいですよ。
やってみて売れなかったり、ダメだったらまた扱う商品を変えればいいのです。
その際もぜひこの３ステップに沿って考えてみてくださいね。
ビジネスはどんな業態でも「トライ＆エラー」その繰り返しです。
自分の仮説に沿ってとにかくトライしてみる。
そしてエラーが出たら修正して再度トライしてみる。
そのサイクルをまわしていくことでショップとして、ビジネスとして強くなっていくのです。
（マーケティング用語ではそれをPDCAサイクルと言います）
そして何といってもエラーがあってもすぐ軌道修正が可能であること、そこがスモールスタートではじめる主婦のネットショップ運営の良さでもあるのです。
商品選び一つにとってもお客様の視点に立ってるかどうかが表れます。
ネットショップを運営することはビジネスであって趣味ではない、ということを念頭に入れて商品選びをするときっと「売れるお店」が作れるでしょう！
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