主婦やワーママの副業など、女性の方でネットショップ運営をする方が増えていますね。
家など好きな場所で自分のペースで自分のお店が営めるなんてネットがない時代には考えられないことでした。
そんな中、いざネットショップを始めたいけれど、どういう商品を売ればいいんだろう?
と悩める方におすすめしたいのが「海外からの輸入品」の取り扱いです。
わたしは数年前に会社員を辞め、自宅でネットショップを開業しました。
その際に、どんな人にどういうカテゴリーのアイテムを売るお店にしたい、ということは決まったのですが、ではどこからその商品を仕入れるの?というところで「海外からの輸入品」を選択することにしました。
なぜ海外からの輸入品を仕入れることにしたのか、などはこちらの記事をお読みくださいませ。
これまで輸入なんてしたことがなく、全くの未経験な上に知識もゼロな状態でした。
ですが、わからないことはネットで検索して調べ、英語はネットの翻訳機能で解読し、仕入れを全てネットの力で完結することができました。
やる前は難しそうなイメージだった個人での海外輸入もやってみたら普通のネットショッピングをしているくらい簡単だったのです。
英語力も関係ありません。
全てはネットの翻訳機能(わたしの場合はグーグル翻訳)が解決してくれます。
そんなド素人主婦が海外輸入を始めた経緯を時系列でお伝えする今回は後編。
実際に海外メーカーに取引の交渉をするところから、注文し納品されるまでをご紹介します。
その前に、なんで海外輸入品を仕入れようと思ったか、ということから、実際に交渉に入るまでのところをご紹介した前編もぜひあわせてお読みくださいね^^
毎月、会社員の時のお給料の倍以上の収入をネットショップから得ています。
しかも、1日の作業時間は4時間程度。
家事や育児の合間に行えるネットショップの運営はママにとってぴったりなお仕事です。
そんなネットショップの運営に少しでも興味がわいた方の背中をそっと押す存在になれたら、と思い経験談を元にブログを書いています。
のの詳しいプロフィールはこちらから。
【主婦のネットショップ開業】クラウドワークスで雇った現地の方にお願いし、海外メーカーに取引交渉開始!
英語が全然できないわたし。
ですが、海外のメーカーから商品を仕入れたい。
仕入れたい商品のメーカーはいくつかリストアップしたものの、そこにどうやって連絡したらいいかがわからない。
そこで思い浮かんだのが、自分ができないことは人に頼めばいいのでは?ということ。
英語ができないなら英語ができる人に交渉ごとをお願いしよう!
そう思いつき、ネット上で翻訳やメーカーと交渉をしてくれる人を募集。
(クラウドワークスにて。その際の話は前編にも書いてます。)
ぴったりの方が見つかったので早速お仕事依頼です。
メーカーへの交渉メールをまずは作ってもらいました。(実際のメール文言は次の章に記載しました。)
そもそも、メーカーは分かっているものの、どうやってそのメールアドレスをゲットすればいいか。
そんな疑問が浮かびますが、これはもう入手する術はなかったので正面突破です。
各メーカーのホームページの問い合わせボタンを押し、そこから一般のお客様に紛れて取引交渉をしたのでした。
とにかくがむしゃらに前進あるのみ!と心の中で言ってました笑
【主婦のネットショップ開業】海外メーカーに送った英語メールのテンプレート
海外メーカーに初めて交渉をした時のメール内容を下記に記載します。
これは交渉メールのテンプレートとしてお使いいただけるかと思います。
もしこれから海外に交渉をしたい方がいらっしゃったら、必要部分を変えてお使いください。
お役に立ちますように。
クラウドワークスでお願いした外注の方はスウェーデン在住の日本人の女性の方でした。
この方にまずはこちらから日本語でメールの内容を連絡。
その時の内容がこちら。
こんにちは。
初めてメールさせていただきます。
○○○○○(名前)と申します。
私は日本で○○グッズのオンラインショップを運営しております。
私のショップで御社の商品を取り扱いたいのですが、卸価格(値引き価格)にて仕入れさせていただけませんでしょうか。
予想される月間購入額は上代で1,000$と見込んでおります。(年間の月平均価格。月によって変動あり)
単発でなく、長期でのお取引をさせていただきますので割引を与えていただければと思います。
私は御社の商品の大ファンなのですが、日本国内では一部の人しか知らないのも事実です。
御社の商品はどれもとても良い商品なので日本の人にもっと広めたいと思っております。
お取引はできたらオーダー後の発注を都度させていただきたいと思っておりますがご対応願えますでしょうか。
お忙しいところ長々失礼いたしました。
あなたからのお便りを楽しみにしています。
ありがとうございました。
敬具
○○○○○(名前)
それに対して翻訳していただいた英文がこちら。
Hello.
I am sending you an email for the first time.
My name is ○○○○○.
I run the online shop of ○○ goods in Japan.
I would like to start dealing with products of your company at my online shop.
Is it possible to purchase at wholesale price (discount price)?
The anticipated monthly purchase amount is estimated to be 1,000 US dollars. ( this is the average monthly price, varying depending on the month)
I would like to buy with discount price because this business will be on a long-term basis rather than a single purchase.
I am a big fan of your products, however it is also true that only a few people in Japan know your products.
Since all the products of your company are very good, I would like to further disseminate them to Japanese people.
Also, if you can make a deal, I would like to order the products each time when I get order by the customers at my online shop. Would it be possible?
Thank you for your time.
I am looking forward to hearing from you.
Best regards,
○○○○○
やはり、言い回しなどネットの自動翻訳とは違いますね。
なんとなく自然なのが英語がわからないわたしにも伝わってきます。
このメールを約30社に送り回答を待ったのでした。
【主婦のネットショップ開業】海外メーカーからの答えは!?7社との契約
このメールを30社ほど送ってしばし待つ。
結果、ほとんどの会社が返信をくれました。
正直、こんな唐突なメールをしても無視されるのではないか、と思っていたのですが、意外ときちんと対応していただけるものです。
中には「日本のお店との取引は考えていない」などといった回答もありましたが、大半が好意的なものでした。
そして、その中の半分ほどはすでに日本に代理店がある、とのことでそちらの連絡先を教えてくれました。
そんな情報もありがたく頂戴し、結局このメールでの取引交渉にて約7社ほどと卸取引をしてもらえることとなったのでした。
【主婦のネットショップ開業】海外メーカーからの買い付け〜注文〜
海外メーカーとの直取引の場合も日本の代理店からの買い付けの場合も大体が業者用のネットショップを持っているので、そのサイトを見て仕入れたい商品を選んでポチるだけ。
商品の買い付けは普段ネットショップをしているやり方とほとんど変わりません。
違いといえば、物によってはロットが存在していること。
1個欲しいだけなのに最低注文数が6個だったりするのです。
それからサイト自体が英語表記、という注意点もありますが、これもネットの翻訳機能で解決です。
注文自体はネットでのショッピング経験者なら何も難しいことはありません。
ですが、送料についてはそれぞれの会社で設定が異なりますのでよく調べておいた方がいいです。
商品自体は安価でも送料が高額、なんてこともあるので最初に調べておきましょう。
あれこれ買い付けすぎには注意です。
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【主婦のネットショップ開業】海外メーカーからの買い付け〜決済〜
海外メーカーとの決済方法は振込(海外送金)のところが多いです。
注文して商品が発送され、納品時に商品と共に請求書が届きます。
そこに記載のある銀行などに必要額を振り込む、という流れです。
会社によってはこの時に初めて送料がわかる場合もあるので要注意です。
あまりにも送料が高かった場合は一度請求書を確認した後にメーカーに問い合わせてみましょう。
(とはいえ、納品後に請求書が書き換えられたことはありませんが・・・)
海外への振込にはゆうちょ銀行を利用していました。
他の銀行より国際送金の手数料が安価だったためです。
送金自体は自宅のパソコンに入力して終了。
高額なのと海外への送金なんて初めての経験なのでドキドキしましたが、やってしまえばカンタン。
仕入れ同様パソコンをポチポチして決済完了です。
【主婦のネットショップ開業】海外メーカーからの買い付け〜納品〜
海外から商品が納品されます。
とはいえ、これも普段のネットショップ利用となんら変わることなく、ピンポーンと宅配業社の方がやってきてサインしてダンボールを受け取るだけ。
以上で海外からの輸入、終了です。
納品時も特別なサインなどが必要になるかと思いましたがそんな必要はありません。
注文から納品までのリードタイムはかかりますが(輸送距離が長いため)それ以外は普段アマゾンや楽天を利用するのと同様なのです。
【主婦のネットショップ開業】勇気を持って一度やってしまえば2回目からはこわいものはありません
こうやってなんとか海外からの商品の買い付けをやってのけました。
最初はわからないことだらけで1つ進むだけですごく時間がかかることもありますが、1回経験してしまえばこっちのもの。
2回目以降はこわいものはありません。
なんでも経験してみることが大切ですね。
やる前はあんなに緊張しておそるおそる行なっている各作業も知ってしまえばなんであんなにおそれてたんだろう、と思うことばかり。
海外からの輸入なんて個人でやるにはハードル高い。
そんなイメージは取っ払い、ちょっとでも興味があればぜひ海外からの輸入ビジネスにチャレンジしてみてくださいね!
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