主婦の方でネットを使って物を売る人って本当に増えていますよね。
その流れってメルカリの登場から加速した気がします。
フリマアプリのメルカリ、手作り販売アプリのminne、そこで物販の楽しさを知り自分のネットショップを持つ、という人もとても多い今。
人気があるショップ(売ってる人)とそうでないショップ(売ってる人)の違いってなんなのでしょう?
ネットで誰でも簡単に物を売れる時代になりました。
主婦でも学生でもシニアでも、何歳でも資金がなくてもどこででもはじめられます。
いい時代ですね♪
とはいえ、ネットを使って物を売ることだってれっきとした「客商売」。
中途半端な気持ちでやっていたらお客さんは寄ってこないし逃げていってしまいますよね。
せっかく縁があって自分のところの商品を見てもらえたのにお客様の心を掴まずにいるのは勿体無いことこの上なし!
一度来てくれたお客様の心を掴み、さらにファンになってもらえたらあなたの「客商売」は成功したも同じ。
「じゃあどんなことしたらお客様ってファンになってくれるの?」
「難しいことはできないよ?」
そんな声が聞こえてきますね^^
それはちょっとしたコツなんです。
難しいことはしたくない、宣伝ぽいのもキライ、ちょっとしたことでお客様の心を掴みたい、という方はぜひ試してみてくださいね。
毎月、会社員の時のお給料の倍以上の収入をネットショップから得ています。
しかも、1日の作業時間は4時間程度。
家事や育児の合間に行えるネットショップの運営は主婦の方にとってとてもぴったりなお仕事です。
そんなネットショップの運営に少しでも興味が湧いた方の背中をそっと押す存在になれたら、と思い経験談を元にブログを書いています。
のの詳しいプロフィールはこちらから。
ネットで物を売ることに取りつかれた私の経歴を簡単にご紹介
私はメルカリ歴7年、minne歴4年、ネットショップ歴3年の主婦です。
ネットを介して物を売るって本当に楽しい!
その快感を覚えたのが、7年前からはじめたメルカリでの体験でした。
ちなみに、私のネットで物を売る経緯はこちらです↓
↓
会社員時代、ヤフオクに挑戦するも難しくて1回で退散
↓
ママになって、ママ友のススメでメルカリデビュー
↓
育休中に手作り品をminneに出品
↓
ママ友のススメでBUYMAを開始
↓
脱サラしてネットショップ開業
学生時代のフリマと会社員時代のヤフオクは早々に退散したのでほぼ記憶なし。
そんな中、ママになってはじめたメルカリは今でも継続中。
自宅の不用品を売る、というフリマ感覚ではじめたので仕事という感覚ではなく完全に趣味や娯楽です。(その思いは今も同じです。)
そこから手作り品をminne に出すようになりました。
あ、minneを知らない人にご説明。
minneは手作りのアイテムを売る人が集まるプラットフォームアプリのことです。
このminne も半分は趣味、娯楽の感覚でしたが、半分はプロとしてビジネスをしている意識でした。
これが、メルカリ以上の楽しさ。
やはりビジネス的感覚があるやり取りの方が自分は向いているようだ、と感じた4年前。
そこからBUYMAという海外の商品を仕入れて売るサイトで輸入販売を始め、その後ショップ経営未経験でも簡単にサイトが作れるカラーミーショップ を利用して独自のネットショップをオープンしたのです。
当たり前だけどお客様は「人間」です。なので「物」だけではなく「気持ち」も届けたい。
ネットで物を売っていると、お客様の顔が見えないので架空のデータとやりとりしてる気分になってしまいがち。
ポンっと注文が入り、それを画面で確認。
メッセージを送ったり商品発送ボタンを押したり、と、スマホやPCをポチポチしてるだけで取引終了です。
無機質といったら無機質ですよね。
だって、ずっと無表情&無感情でいたって進むんだもの。
そんな思いを「ハッ」とさせそこに「人間」がいるんだ!と強く意識したのはメルカリで受けたクレームの連絡でした。
内容はこんな感じでした。
まあ大丈夫かな、と思い、娘のお宮参りの際に着用したのですが、結局リボンが取れてしまい、せっかくの記念の写真が少し物足りないものになってしまいました。
受け取り評価をした後だったので伝えないことも考えましたが、同じような思いをされる方がいないようにご連絡させていただきました。」
そのような内容でした。
これにはもう、「ごめんなさい!!!!!」の思いしかなかったのですが、
それと同時に、その商品を買ってくれた人の生活や表情を想像したのです。
商品は「物」だけれど、その先には「人間の思い」があり、そう考えると「物」を届けてるようで「気持ち」も届けてるんだな。
そう考えるようになったのです。
というか、最初からそのような思いでしないとダメですよね。
このお客様から気づきをもらいました。
それからはメルカリでもminneでもネットショップでもどんな時でも「物」を売って入るけれど、常にそこに感謝の気持ちを乗せて届けるように意識して商いをしています。
毎日丁寧に仕事をしているとよろこんでもらえてさらにファンができました。
お客様に感謝の気持ちを持って接客していると不思議なことにお客様は自然と寄ってきました。
そして、一度利用したお客様も再び利用してくれるのです。(リピート、というやつですね)
そうやってお客様はファンになってくれます。
こちらが発信したことに反応してくれるようになります。
こうなってきたら、商売は楽しくて仕方ありません。
あ、「商売」と言いましたが、これはメルカリなどのフリマアプリなどでも当てはまりますよ!
メルカリだって「商売」です。
フリーマーケットだって「商売」なのです。
ファンができたら商売の楽しさは急激に加速します。
ファンを作るやり方は色々あると思いますが、私はお金をかけず、誰でもすぐにできることしかしていません。
ちょっとした工夫で気持ちを伝えるのです。
次の章で説明しますね。
少しの心がけで自然とファンができる!ちょっとしたコツ5選
お金をかけず、難しいことをしないで自然とファンが作られるための工夫をご紹介。
これは私が数年間ずっと継続していることです。
一つ一つはほんの少しの労力しかかかりません。
でも、お客様の側からしたらお金を出して購入した商品がより価値のあるものに感じられる。
そのような気持ちをプレゼントしているのです。
付加価値がついた商品は満足度が何倍にもアップするものです。
1メールを丁寧に
ネットを介した商売ではお客様とのやり取りはメールであることがほとんどです。
そのメールこそ、丁寧に、そしてなるべく迅速に対応するようにしましょう。
対面での接客を想像してください。
店員さんの態度が横柄だったり、時間がかかって仕方ない、という状況だとします。
いくらそこで売ってる商品が好きでも次回から行きたくなくなってしまいますよね。
結局は人間と人間の関わり合いが全て。
メールはなるべく丁寧に、迅速に行うようにしましょうね。
2ラッピングや包装をきれいに
商品を送る際の包装や梱包、そして、ギフトの場合はラッピングも含め、商品以外のサービスの部分を徹底的にきれいに整えます。
細部まで、手を抜かずにこだわります。
商品がお客様のところに届いたときにまず手にするのは商品ではありません。
梱包や包装なのです。
商品を開ける時のワクワクした気持ちを梱包や包装で台無しにするようではネットによる商売をする者として失格です。
お客様(特に女性)は夢見ていたいもの。
商品を包むものこそ丁寧にきれいにして、商品に付加価値をつけましょう。
3SNSを通してお客様と交流する
商売をするなら、SNSを利用しない手はありません。
これはメルカリなどでは異なるかもしれませんが、minneやネットショップなど、売る者の世界観がある場合は積極的にSNSを活用して行きましょう。
物を扱うショップだったらインスタグラムが最適ですが、店主の個性が光るようならツイッター、またはお客様の年代に寄ってはフェイスブックもしくはユーチューブなどの動画のSNSでも良いでしょう。
その場所を使って、お店の情報を発信していくとともに、お客様とのやり取りを発生させましょう。
一方通行のやりとりでなくなった時、お客様はファンになっていくのです。
4手書きの添え状を必ず同梱
これはこだわりを持って私が続けてること。
全てのサイトのお客様にそれぞれ手書きの添え状(お手紙)を同梱しています。
内容は「ありがとうございます」ということと「商品を気に入ってもらえたら嬉しいです」ということなのですが、手書きで書くことで感謝の気持ちがダイレクトにお客様に伝わるのです。
お客様からも「手書きのお手紙が嬉しかったです!」と何度もわざわざメールをいただきました。
そしてそういうお客様はほとんどリピーターになってくれています。
アナログですが、こういうこと、大事ですよね。
5感謝の思いを持ち作業する
最後にふわっとしたことを言いますが、感謝の気持ちを持って常に作業しましょう。
うーん、そうですね。
自分の親族や友達が注文してくれた、というような気持ちで常に作業しています。
そうすると自然と丁寧になるし、何より「えー、こんなもの?がっかりしたー」と思われないように、手を抜かずに作業します。
その気持ちは商品の取り扱いや運営にとても影響するもの。
何事も気持ち一つでその価値って上がったり下がったりするものです。
ネット上の商品販売は接客業。「ありがとうございました!またお越しくださいませ!」という気持ちを忘れずに。
ネットでなんでも買える時代。
その便利さから年々ネットで物を買う人は増える一方です。
逆に言うと、リアルでの商売がこれからどんどん減っていく、ということ。
ですが、忘れてはいけないのが、ネット上の商売もリアルの商売も基本は接客業だということ。
ネットを介したビジネスはすぐ数字となりデータ化されるのでついその先にいるお客様のことを考えなくなります。
接客業であることを忘れ、効率ばかり重視することが多くなるは自然な流れともいえるでしょう。
ですが、顔が見えないからこそ、対面で商売するよりももっともっと相手(お客様)のことを考えなくてはいけないと思うのです。
対面なら売り手の雰囲気や思いも伝わりやすいですが、そこがネット上だと伝わりません。
なので、お客様だって見えないお店に対してお金を支払うことに不安だらけなのです。
安心してお買い物していただけるように。
商品に対してはもちろん、気持ちも満足してもらえるように。
少しの工夫でネットを通した商売はもっともっと楽しくなりますよ!
ママ、毎日楽しそうだもんね。